木曜日担当のCGチームです。
前々回の記事では、MoGraphで動きを付けた立方体をUE5に持っていきましたが、今回はオブジェクトをボロノイ分割し、MoGraphでアニメーションを付けたものを使います。
C4Dでの作業
キューブをボロノイ分割して簡易・ランダムエフェクタで動きを付けました。
人はMixamoでアニメーションを付けました。
人もボロノイも簡単にCinewareで持っていけると思っていたのですが、モデルは読み込めてもアニメーションがついてこないようです。
少し調べてみるとX-ParticlesのデータをAlembicで書き出してUEに持っていく方法が見つかったので、ボロノイでも試してみるとうまくいきました。
手順は、
オブジェクトマネージャで書き出すモデルを選択→File→Export→Alembicから以下の設定で書き出しました。
人のモデルはFBXで。
CinewareでなんでもいけるほどCGは甘くないのですね。
ですが、Materialの読み込み用にCinewareでも保存しておきます。
UE5での作業
次にUE5のプロジェクトを開きAlembicとFBXを読み込みます。
AlembicはImportTypeをGeometryCacheにしてSamplingのFrameStartとEndに書き出した時の値を入力、ConversionのPresetをAutodesuk3dsMaxにします。
FBXはアニメーションにチェックを入れ、他はそのままで読み込みました。
読み込んだAlembicとFBXを配置してレベルシーケンスを追加。
レベルシーケンスを開き、OutlinerからAlembicとFBXのアクタをドラッグ&ドロップ。
それぞれの「+」マークで、FBXはAnimation→AnimationSequenceを、AlembicはGeometryCacheを読み込みます。
再生すれば動くはずです。
それっぽい感じにしたくなったので、カメラ、モデル、マテリアル、ポストプロセスをいろいろしました。
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