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STUDIO TOKI のブログ

Vtuberになるための基礎 ~話し方編~

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こんにちは。ディレクターのぐっちょんです。

テレビの世界で、ささやかながら番組の演出をさせていただいています。

今回も演出家目線でVTuberを作る上で大切なことを解説していきます。あくまで私の主観ですが、何かの参考になればと思います。

前回のブログでは「誰が何を話すか」が重要であると解説しました。次に重要になってくるのは「話す内容」です。どんな内容が好まれるのでしょうか?

【前回の解説はコチラ】  

解説動画

YouTubeにおいて、多くの人に好まれるのが「解説動画」、いわゆる「HOW TOモノ」と呼ばれるものです。基本的にインターネットを利用する目的のほとんどは「わからないことを調べる」ことだと思います。

料理をするときにレシピを調べたり、ゲームの攻略方法を調べたり、何か新しいことを始める時、そのやり方をネットで検索して勉強したことはあるはず。要するに「検索目的」で利用する人の母数が多いため「HOWTOモノ」を始めるのが再生数を稼ぎやすいのです。

ニッチorマス

さて、「解説動画」を始めようと思っても「何の解説をするの?」となるでしょう。もちろん「自分が興味のあること」や「自分の知識が多いテーマ」を選ぶのも重要ですが、「再生数」をとりにいくなら「ニッチ」と「マス」のバランスが重要となってきます。

ニッチとは「隙間」を意味する言葉であり、「大手が狙わないような小規模で見逃されやすい領域」を指します。一方「マス」とは「マスメディア」のマスであり、「大衆」を指す言葉。

大衆ウケを狙ったコンテンツは、視聴者の母数こそ多いのですが、当然「競合」も多く、初期の段階では特に埋もれがち。そのなかで抜きん出るには、内容以外での強みが必須となってきます。

だからといって「ニッチ」を狙ったとしても、そもそも興味のある人の母数が少ないため、いくら競合が少なかったとしても、バズには程遠いものとなってしまいます。 ですから狙い目は、「まだ誰も解説していないジャンル」かつ「ある程度の人気がある」ものを選ぶべきなのです。

でもそんなジャンルなんてあるの?

ここまでの解説を見て、誰もがタイトルのような疑問を持つと思います。そんなジャンルあるのか?もちろんそう簡単に見つかりません。どんなジャンルが当たるかは運次第。気長に信じて続けるのみです。

結論

まだ誰も見つけていないが、どこかでブームがきそうなものをテーマにする。

これがおそらく、遠そうで近いルートだと私は考えています。

終わりに

VTuberの作り方と題した割に、直結しない内容と感じたと思います。しかしながら、VTuberと言っても「YouTube動画」であることに違いはありません。人間が顔を出して話しているのか、キャラクターが話しているのか、違いはそこだけです。VTuberというとキャラクターのヴィジュアルに目がいきがちですが、まずは根っこの部分を押さえていきましょう。

というわけで次回は、いよいよ「解説動画」の作り方。お楽しみに!

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