こんにちは。トキテックCG 班です。
今回は、blender でテクスチャリングを行う際、UV 展開したのにテクスチャがおかしい。
という時に確認してみると悩みが解決できる「 かも」 しれない機能の紹介です。
テクスチャが上手く反映されない・・・
このように、UV 展開を行ったのにテクスチャが上手く貼れない、UV が無くなってしまった。という時の解決策についてご紹介します。
こんな時に確認しておきたい項目があります。↓の場所にある「UV マップ」という機能です。
作業を行っていると、なんらかの原因でUV マップが複数作成されてしまう事があります。UV 展開を行った後に新しいUV マップが適応されてしまうと展開したUV とは別のUV でテクスチャが反映してしまい、うまくテクスチャを貼れないという現象が起こってしまうことがあります。
しかし、前のUV マップ情報が残っていれば問題ありません。
↓のように、新しく作成されてしまったUV マップを削除して元のUV マップが適応されるようにしてあげると
このように、展開したUV でテクスチャを反映させることができます。
テクスチャがおかしい時は、一度この項目をチェックしてみる事をおすすめします！
どんな機能なの？
しかし、UV マップという機能は、いたずらに複製されて悪さをするだけの機能ではありません。この機能は、1 つのオブジェクトに対してUV を複数保存して置ける機能です。
例えば、1 つのテクスチャに2 バリエーション分の情報を描画している時、切り替える際に2 つ分のUV を用意しておいて、簡単にバリエーションを切り替える事が出来たり、ノードを利用してその2 つを合成したりすることができます。
単純に、UV 展開をしなおしたいけど現在の情報も保存しておきたい、という時にも使える有効に活用したい便利な機能です。
以上になります！
スタジオトキでは3Dモデルの制作から配信、動画制作なども幅広く承っております。
無料の内覧会も行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください！
