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STUDIO TOKI のブログ

指が失踪するまでの経緯(閲覧注意)

STUDIO TOKI のブログ

いとう(WEB・デザインチーム所属)、アニメよりマンガ派。

どうも久々の僕です。
突然ですが指の先っぽを怪我しました。

先日、実家に帰ったところ、門から家屋までつづくレンガ畳の道中が何故か水たまりが。
晴れていたので「おかしいな」と思いよく見てみると、苔まで生えておりました。
その部分に体重をかけて乗ってみると、1箇所から水が溢れてくる始末。

どっかの配管が割れてそう。。。

変な匂いはしないので排水ではない、おそらく雨水か給水だろうと予測してみる。
こんな時通常の水道であれば、水道メーターなんかの異常ですぐに判別できるらしいのですが、井戸水をポンプで汲み上げているため、そういった装置がないんですよね。(住宅街から川を2本挟んでいるので水道もガスも通らないそうです)

とりあえず水漏れが疑われる箇所から1mほどのところに雨水を集約するマスがあったため、そこから見てみようと思い蓋を持ち上げてみる。
しかしこの蓋、どうやら外観を損なわないように金属の枠にレンガを埋め込んで作られている特注品らしく、とにかく重い。めちゃくちゃ重い。しかも上から見るだけではわからない箇所にローラーとレーンが引かれており、そもそも引き摺り出しながら開ける仕様だったようです。
が、そんなことを知らない僕はとりあえず持ち上げてみようと思ったわけです。

手をかけながら「これは指挟まれたら飛んでくなー」と大変注意しながら力を入れていたのですが、「一度下ろして開け方を考えよう」と思った次の瞬間、手を滑らせてしまいました。

「やべっ」と思い手を引いた瞬間、何かが飛び散り指先を挟まれたような感覚が。

「ちょっと挟んだっぽい!あぶねぇ!」と思いながら元の場所に納まった蓋に目をやると、なんとそこには血の跡があるじゃないですか。
むむむっとなり手に目をやると指先から血が滴っており、「うわー、切ったわ〜」と洗面所に駆け込み水で流すのですが、どうにも血が止まらない。

「思った以上に切ったんだなー、とりあえず止血しなきゃー」と思い、妻に「なんか縛るものくれー」と声をかけ、包帯の切れ端を持ってきてもらったところ、「ぎゃっ」と声を上げられてしまいました。

不思議に思い指先をよく見ると、指の先っぽがえぐられたように無くなっていたのです。

「なるほど。。。」と思い、先ほど蓋が落ちた瞬間に何かが飛び散ったのはそういうことかと理解すると同時に、病院に行くことを決意。3〜4時間ほどの処置をうけました。とはいえ洗ったり注射打ったりレントゲンやらを撮ったりぐらいです。
某シルクロードさんみたいに包丁などでスパッといった場合は、切れた部分を持っていくと縫合してくっつくこともあるみたいですが、僕の場合は断面が汚く、そもそも失った部分もどこにあるか不明だったので断念。

病院での処置が終わり、帰って事故現場を見てみると、挟んだと思われる場所に蟻が集っていました。

そんな状況ですが、そもそも水漏れが直っていないため、工事関係のお仕事をしている友人を頼ることに。電話で水漏れの状況を説明すると、近くにいたらしく見にきてくれました。
さらに例の蓋も軽々と開けてしまい、「さすが現場の筋肉はひと味違うな」と感心していたところ、僕の指先を発見。
「なんでもひとりでやろうとしたらイカンよ」とお叱りをうけつつ、無事供養できました。

結果としては、この雨水マスからは何もわからず、翌日専門業者に来てもらったところ、どうやら井戸水ポンプからの給水管で水漏れを起こしていたようです。

まとめ

・指先は結構簡単に無くなる可能性がある
・麻酔の注射がめっちゃ痛い
・可能なら切れた部分をもって病院に
・そもそも安全を確保して作業!

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