こんにちは!トキ・テックのサポート・スタッフチームの近田です。普段はテレビ局でテレビ番組のAD(アシスタントディレクター)の仕事をメインにしています。
前回に続いて今回も、番組がどのような工程で皆さんのお家のテレビで流れているのか、その簡単な流れをご紹介します。
続きからになりますので、気になる方はテレビの番組ができる流れ(前編)をご覧ください。
3.ロケ
ロケの台本ができあがったら、ロケスケジュールを元に実際にロケを行います。
いろんなロケがありますが、大きく分けるとタレントさんがいるロケと、スタッフだけのロケの2種類になります。
この2種類でかなりやることが変わってくるのは置いておいて、台本をベースにディレクターが中心となって、撮りたい画をカメラマンや、音声さんに指示を出しながら撮影していきます。
メインの画とは別に入れ込むインサート映像など、編集するのに必要な素材を撮影していきます。内容によって撮るものも変わってきますし、撮り忘れた!など、あとで上の人間に見せたときに多少の内容が変わる可能性もあるので、さまざまなことを考慮しながら多くのパターンの画を撮ります。
4.編集→プレビュー
ロケが終わってからディレクターが撮影した素材を使って編集を行います。VTRの尺によって作業時間は変わりますが、1分の尺を作るのに1時間とかよく言われたりします。
編集が終わると、演出やプロデューサーに編集した素材を見せるプレビューという工程に入ります。ここでも色々な指摘が入るので、それを直して、今度はテロップを作る方(テロッパーもしくはCGさんといいます)に発注し、テロップを張り付けた状態で再度プレビューをします。ここで問題なければ次の工程に入ります。
いかかでしたか?
今回は「テレビの番組ができる流れ(中編)」を紹介させていただきました。
次回は放送までになります。また次回のブログもよろしくお願いします!