こんにちは!ディレクターの y です! さてさて今回のテーマは動画の基本「動画のサイズ」です。
このブログを読んでいる人は何かしらの動画編集に携わっている人、またはこれから携わろうという人が多いかと思いますが「画質なんて良ければ良いほどいいだろ~!オラオラ!」と訳も分からず最高画質で撮っていませんか?
画質を上げれば上げるほど、動画のデータは重くなります。そして、パソコンのスペックが低ければ編集ソフトが重くなり、撮った素材や編集した動画を保存するハードディスクも容量が多く必要になり、インターネットに上げようにも時間がかかります。
必要以上の画質で撮影した結果、各所で詰みます。
ということでまず、テレビで使われる画質を見てみましょう。
●解像度・・・横 1920px × 縦 1080px(フル HD)
→横に 1920 ピクセル、縦に 1080 ピクセルあるということ
●フレームレート・・・30fps(29.97fps)
→1 秒間に 29.97 枚の画像が使用されているということ 数字が大きいほどなめらかになり、減らすと紙芝居のように見えます
●アスペクト比・・・16:9
→動画の横:縦の比率
そして、これを基準に作りたい動画を考えてみてください!
●解像度を上げて…大画面で再生されても綺麗な動画を作りたい!!!
→解像度を横 3840px × 縦 2160px(いわゆる 4K に) ※解像度による違いは画面が大きいほど顕著になります
●フレームレートを上げて…スポーツなど動きの激しい運動を撮影したい!!!
→フレームレートを 60fps(59.94fps)以上に
●フレームレートを上げて…部分的にスローモーションにしたい!!!
→4 倍でスロー再生したい場合:30fps×4 で 120fps に
8 倍でスロー再生したい場合:30fps×8 で 240fps に など
いかがでしたでしょうか?
実は身近な iPhone などにもこのような設定項目があるので 気になった人は探してみてください~!