テロップチームブログ担当「セラ」です。
世界の中でもとりわけ特殊な文化・文明の一つである日本の「アニメ」。皆さんはアニメを今でも見ていますか?子どものころは見てたけど今は見ていない、今でも最新作品は見ている、子どものころに好きだったアニメを今でも見ている。いろいろとあると思います。今回はそんなアニメのお話です。
生粋の懐かしいアニメ好き
僕は子どものころからある程度のオタクコンテンツを見てきたと自負しています。映画、漫画、アニメ、特撮、ホビー…その中で今でも縁があるのが「アニメ」。リアタイで追う事は無くなりましたが、最新のものや古い作品も時折時間を作ってみています。アマプラなどもあるので昔よりも手軽に見ることができますよね。
そんな環境の中でふと思うことがあります。最近のものも非常に楽しいけれど、やはり90年代~00年代のアニメって独自の空気があったよなぁと。
地域にもよりますが、僕は18時~19時台に放送されていたテレビ東京のアニメ枠をいつも見ていました。THEアニメのようなモノから、子どもが見るには重いよね?といったシリアス系のアニメまで幅広く放送されていて、自分の好きな作風・作品が固まったのもこの枠があったからだと思います。
これらを見る中で令和で放送されているものと、一体どう違うのか?僕自身の視点で魅力をまとめてみました。
考える魅力とは?
物語が今ほど複雑じゃない。
これを言うと「エヴァはどうなんだ?」と言われるかもしれません。もちろん当時から難解なストーリーを持つ作品もありました。今でも結局なんなん?と思うものもありますが、基本的にはあまり考えることなく理解できる点が魅力だと思う。
「悪いヤツがいるからぶっ飛ばす」これくらいが一番わかりやすい。
能力や戦術のレベルが理解しやすい。
これは時代の流れだと思いますが、物語に出てくる魔法などの能力や、戦術、伏線が緻密になって、何しているかわからないことがある。ある程度分かればなんとなく理解できるけど、初見じゃ中々わからないものが多いなと。
表現にトガリがある。
これもコンプラ的な問題なのか、トレンドの作風が変わったのか、様々な要因があるけれど、やはり昔のほうが表現や演出がとがっていたのかなぁと思ってしまう。なぜか今のアニメって真面目というかおりこうさんなイメージがある。
いろんな世界を見せてくれた。
近年は異世界系・異世界転生系が流行りで多くの作品が生み出されていますが、正直、あまり変化が無いように思ってします。かつての異世界作品、転生ものは独自の作風や世界観があり、そもそも「異世界もの」とくくられることが無いように思う。
上記の事を感じたら「歳を取った」と思う
おそらく、上記の一つでも共感したことがあれば、アナタは「歳をとった」のだと思う。上記の4つは、最新作を知らない懐古厨である僕が羅列したものであり、実際に最近の作品でもおもしろいものは面白いし、わかりやすいものはわかりやすい。そしてわかりやすい中でもしっかりと伏線などが回収されて大団円を迎える良作品も多いです。
かつてのアニオタたちも僕が好きな90年代の話をしたら、俺たちの時代のほうがよかったというと思う。
思い出補正は外れないから楽しむ
子どものころに作り上げた趣味嗜好は大人になった時の軸になるため、中々書き換えることはできません。だからこそ僕は思います。「最近の作品は昔と比べておもしろくない」と言わない事。
その時代その時代、トレンドや洗練された作品が出てくるし、視聴すればおもしろい作品のほうが多いのは確かなんです。だって作り手側も僕たちと同じ世代が関わっているのだから。
むしろ新しいものを見たうえで、あーでもないこーでもないと話あって共感できたほうが楽しいのが今の時代なのだと思う。
その中で、昔の作品で面白いものありますか?と聞かれたら、ちょっとドヤ顔でアナタのオススメ作品を進めてみよう。
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