テロップチームブログ担当「セラ」です。今回久し振りにVtuberに関連した「推し活」のお話。Vtuberをよく見ている僕から見ると彼ら・彼女らは1年の間に無数にデビューして卒業・引退していくものだと感じています。それは個人で活動しているものだけでなく、大手と呼ばれるトップ層ですら同じなわけです。先日大手のVtuberが活動終了&卒業を立て続けに発表し、この界隈もついに来たか…という感じです。
個人勢だけならば、個人の限界なのだな…という印象も受けますが、大手だからこそそういうケアもあるのでは?というものがありますが、実際は同じなのかもしれませんね。
本人のやりたいコトと企業や周囲の望まれている事の乖離、今回はそんな話です。
方向性の違いとは?
実際これって、大多数の人が感じている事でもあると思います。例えば就職したけど、なんか違うなと感じた人はかなりいるのではないでしょうか?もちろん自分が望んで所属したものであろうし、ズレがある中でも、楽しさややりがいを見つけて進める人もいます。
ただ僕はそこに「時代性」が昨今関わってきているのではと考えています。
ひと昔、いやふた昔であれば就職した場所に骨を埋めるというように、一途に生きている事が基本という時代がありました。しかし時代がどんどん変化した事で、骨を埋める必要はない、所属場所が全てではない、選択肢があるなら選ぶ自由がある、というように個人の意思で変化させることができてしまう時代になったのではないでしょうか?
もちろん周囲の期待や憧れを考えないわけではありません、けれど自分らしく…というより「自分を守る・貫く」という点においては、今のステージを変えて活動する、別の道へと進むというのが本来のあり方なのかもしれません。
もちろん推していたファンからすれば「どうして?」という気持ちがあるでしょう。しかしこれってタレント・アイドル・配信者など表現者という点からすれば必ず出てくる問題です。永久に続けていくことができるのは非常にまれでしょう。さらに言えばVtuberという文化はまだまだ若い文化です。
推していた側はどうするのか?
むしろ卒業・引退を控えた推しに対して、ユーザー側ができるのは「なぜ?」を聞くことではなく、今まで通りに推していくか離れるかの二択しかあり得ません。攻撃するなどもってのほかです。その攻撃と疑問には何一つメリットがない。だって求めている答えなど絶対に帰って来ません。なぜなら僕たちには絶対にわからない彼らの事情があるからです。
なればこそ、僕たちは最後の最後まで「推す」か「離れるか」しかできないんです。
まとめ
極端に言えば「人の意思は変わらない」し、引き留める事などすでに終わっているから発表されているんです。僕たちは卒業・引退も楽しむしか道はありません。それが苦しいのなら、離れて新しい推しを探すだけ。
僕たちも推しも、自由なんですよ。
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