テロップチームブログ担当「セラ」です。前回はソシャゲの課金についてお届けしました。そもそも課金とは?積み重なる課金の実態、クレジット決済の罠…などなど。ではそこから生まれる悲劇はどんなものなのかを観ていきましょう。
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無断で数百万円も課金してしまう事件
有名な話ですが、オンラインゲームで子供が無断で数百万円もの課金をしてしまう事件があります。親のクレジットが紐づけられたゲームをプレイし、勝負に負けたり、より強いアイテムを手に入れるために、お金を使う感覚のない状態でどんどんアイテムを購入、クレジット会社からの通知によってその課金額に驚くという事がありました。
現在の親世代は据え置き機のゲームが主流であったため、ゲーム内で遊べるものだけで遊ぶだろうと考えがちですが、現代のゲームプレイヤーはもはや課金ありで楽しむことが主流になっているのです。
強いアイテムを購入するだけでなく、経験値をお金で買う、名前や姿を変えるためにお金を使うなど、課金の形は様々。前回紹介したガチャだけが課金ではないんですね。
投げ銭という文化
課金のもう一つの姿が「投げ銭」というモノ。馴染みのあるものとしてはYouTube配信やスマホライブ配信の中でその配信者にメッセージ付きのスパチャ、課金アイテムを投げるという文化です。メッセージを読んでもらうため、自分の存在を認知してもらたいため、配信者がおねだりしたため、そしてお金で配信者を応援したいという気持ちのためにお金を投げてしまうのです。
海外の事例で言えば、配信者に対して数千万ものスパチャを投げてしまった子どもがいたそうです。クレジットが紐づいたスマホで投げてしまった結果、何人かの配信者は事情を説明して返金に応じてくれた人もいたようですが、すべてのお金が返ってきたわけではありません。
この投げ銭というのもの、課金アイテムとは違う魔力を持っています。アイテムなどモノを買う場合はある程度ブレーキを働かせることができる可能性はありますが、配信に対しての投げ銭はその時の空気感や、自己承認欲求、自尊心や見栄など心によって動かされてしまいます。メッセージが読まれるだけ、という些細な事でも、自分と推しのつながりとなるという事が、意外と無視できない魔力を持っているのです。
意外とダメージが大きいサブスク
こちらは上記二つほど大きな金額が動くことはありませんが、なかなかボディブローのように効いてくる課金です。アマプラなどの動画配信サイトへのサブスクに始まり、現在は定額・月額でとても便利なサービスが受けられる時代です。しかしこれはサービスをやめない限り永久に続くモノ。一つだけなら数百円程度でも、二社三社となっていけば月額のサブスク代は…。一度計算してみてはいかがでしょうか?
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