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【冬にオススメ!】イルミネーション撮影のコツ3選

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こんにちは、こんばんは。
トキ・テックのサポート・スタッフチームのヒロキです。

冬になると街中にはイルミネーションが輝き始めますよね!
日照時間の短さや冬が季節の中でも最も空気が澄んだ季節ということなど、キレイに見える様々な条件がそろっているので今の時期になると多く見られるようになっています。

ということで今回は「せっかく撮るなら綺麗に撮りたい!」という方にオススメ、イルミネーション撮影のコツを3つご紹介します。

フリッカー現象に気をつける

イルミネーションや蛍光灯は常に光っているわけではなく、実は人の目で認識できないスピードで点滅しているのはご存知でしょうか?

点滅するスピードは東日本と西日本で異なり、東日本は1秒間に100回、西日本は1秒間に120回点滅しています。この点滅のスピードよりも速いシャッタースピードで撮影してしまうと、常に光っているように見える物も写真を撮るたびに明るさや色味が変わってしまいます。

この現象をフリッカー現象といいます。

イルミネーションの場合は、わかりやすくいうと光っているところが少なく見えてしまいます。イルミネーションを撮影するときは、点滅より速いシャッタースピードに設定しないように意識してみましょう。

F値を小さくする

イルミネーションは暗い場所で撮影するので、F値を小さくして撮影することをオススメします。
「F値」を小さくすると、レンズの絞りが開くので取り込む光の量が多くなり写真が明るくなります。

さらに、「F値」を小さくすることで背景をよりボケさせることができます。
背景のイルミネーションまで綺麗にハッキリ写すよりもボケさせる方が、あたたかみのあるエモい写真を撮ることができます。

しかし、肝心な被写体までボケてしまっては意味がないので、被写体にしっかりピントが合わせられるようにカメラ本体とレンズの手ぶれ補正がONになっているか確認しましょう。
また、脇を閉めて撮影することで、より手ぶれを抑えることができます。

ちなみに「ISO感度」という機能でも写真を明るく撮影することもできますが、「ISO感度」の数値を大きくしすぎると写真の画質を悪くしてしまうので注意しましょう。

背景に玉ボケを狙う

 被写体にピントを合わせて背景のイルミネーションをボケさせた場合、綺麗な「〇」の形で光がボケていたら、より一層幻想的な写真を撮ることができます。この背景のぼかした光の形が「〇」になっていることを玉ボケといいます。

玉ボケを多く背景に入れた写真を撮影したいときは、標準レンズや広角レンズより望遠レンズを使用して撮影した方がボケを大きくすることができるので、望遠レンズをオススメします。また、望遠レンズの使用だけではなく、被写体と背景との距離を長くとることでボケを大きくすることもできます。

背景に玉ボケを入れたいときは、望遠レンズを使用し、被写体と背景との距離を長くすることを意識して撮ってみましょう。

まとめ

今回はイルミネーション撮影のコツを3つご紹介しました。

寒くなってきて写真撮影も大変な時期になってきましたが、今回ご紹介したコツを意識して、ぜひイルミネーションの撮影をしてみてください!

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