こんにちは!トキ・テックのサポート・スタッフチームの淺野です。
僕が所属するサポート・スタッフチームは、メンバーごとにプランニングから映像・制作、プロモーションまで、コンテンツに関わる作業のさまざまな分野でサポートしています。
もしよかったら、以前書いたブログも読んでみてください。
【過去のブログを見る】知っておいて損はない!?広報×ライター経験者のPRメソッド
今回のテーマは、情報発信に携わるうえで、取り扱いに気を付けたい“特有・固有のシンボル”についてです。“特有・固有のシンボル”とは、うまい言葉が見つからなかったのですが、ここでは、人の名前・顔(写真)などパーソナルなものや、企業・サービスの名称・ロゴマークといった、活動を象徴するもの全般を指します。
もう少しかみ砕くと、僕の名前はアサノなのに、「ねぇ!アサダさん!」って名前を間違って呼ばれると、“ムッ”とはならないまでも、なんとなく残念な気持ちになる…といった感じのお話です。
もし、特有・固有のシンボルの扱いが、失礼に扱ってしまった場合、対象者のイメージ棄損につながり、取引先によってはクレーム、さらには“自分たちを大切にされていない・尊重されていない”という不信感のトリガーにもなり得ます。もちろん、情報発信者自身にもマイナス評価や、配慮における力量を見定められることにもなり、謝罪やクレーム対応で時間に追われるなど、予想できないカタチで返ってくることもあります。
普通に取り扱っていれば気にされないことだけど、些細な不注意で大きなネガティブを生む…そんなリスク回避の視点で、このブログを読んでもらえればと思います。
発信時に気を付けたい“特有・固有シンボル”
僕は日常の業務では、取引先への提案資料を作成したり、リリースを作ったりと、紙とデジタルの掲載物を取り扱っていますが、名前・ロゴ画像・写真…を取り扱う場合は、“本当に”あらゆる要素で気を付けています。
企業名を扱うときに、“間違えない”ように注意するのということは当然なのですが、例えば印鑑メーカーの「シヤチハタ」や、カメラ・プリンターメーカーの「キヤノン」の名称は、小さい“ャ”ではなく大きな“ヤ”だったり、家電量販店の「ビックカメラ」は実は“グ”ではなく“ク”だったり、イメージや発音と実際の表記が異なる場合があります。
一般の方が間違える分には問題ないと思いますが、ビジネス上で取り扱う場合はそうはいかないので、“思い込み”というリスクも踏まえて、基本的には公式のHPから名称をコピー&ペーストをするのが望ましいです。アルファベット表記の名称を取り扱う場合もあるので、“r”と“l”の間違いなどスペルミスの軽減にもなります。
またロゴ、企業・人の写真・画像を扱う場合は、不自然に見切れたり、ゆがんだり、ぼやけたりするのもNGです。企業・サービスのロゴの場合、細かいガイドラインが設定されていることもあり、つまりは“大切に扱いたいという想い”が存在します。また人物の写真を歪ませるということは、そもそも見映えとしていいものではなく、本来よりも太って見えたり、痩せて見えたり、特にイメージを大切にするタレントの画像を取り扱う場合は注意が必要です。
WEBサービスで画像をアップロードする場合に、「推奨サイズがあるけど、一応アップロードできたし…」と思って、掲載面を確認してみると実際は画像がつぶれていたり、認識できなかったりするケースがあります。そんな時は、余白を付ける、解像度の高い素材を取り寄せるなど、ひと手間の工夫をおススメします。
次回の私のブログでは、同じテーマの〈後編〉として、僕が直面した“思いがけない実例”についてご紹介したいと思います。そして、トキ・テックでは映像・デザイン制作はもちろん、コンテンツプランニングからサポートができます。何かお仕事でお力になれそうなことがありましたらお問合せフォームからお気軽にお問合せください。