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STUDIO TOKI のブログ

積み立てNISAで老後は安泰!?

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スタジオブログ木曜日担当のCGチームです!
CGチームのブログですが、今日は主に積み立てNISAについてお話ししていこうと思います。

最近、ライフプランナーの方とお話しする機会が数回ありまして、これまで全く知識がなく、巷で耳にしても右から左に流れていくだけだった「投資信託」について勉強してきましたので、簡単にまとめてみようと思います!

先に僕自身の感想ですが、とりあえずは絶対始めた方がいいものなのだなと感じま
した。というか、もっと早くに始めるべきだったと感じました。

話を聞くまでは、始めるにあたっての準備だったり、始めたとしても「投資」というワードがついている以上は「失敗」のリスクがあるんじゃなかろうか。とか、そもそも「投資信託」って何のこっちゃ。って感じだったのですが、全ての点が線で繋がった結果、「早よ始めるか」となりましたので、参考程度に記事にしてみます!

そもそもNISAって何?

NISAとは、今、国が推せ推せムードで広めている投資の仕方の1つという感じです。
そもそも投資を始めるためには、証券会社の口座と銀行口座が必要なのですが、証券会社で口座を作るとき、1人につき1つまで「NISA口座」という口座を開くことができます。
このNISA口座は証券会社を変えれば量産できるものではなく、完全に1人1つまでのようです。

NISA口座を作るとどんないいことがあるのでしょうか?

まず株で利益を出す構造について説明します。
例えば、A社という会社の株が1株あたり1円だったとします。
1株1円の株を10,000円分買います。→すると当然、10,000(円)÷1(円の株)=10,000(買えた株の数)なので、10,000株買えたことになります。

A社という会社が頑張って業績を上げて、A社という会社の価値が上がったとします。
会社の価値が上がると、その会社の株の価値(以下株価)が上がります。

株価が上がったことで、1株あたりの相場が2円になったとします。

すると、そのタイミングで持っている10,000株を売却すると、10,000(株数)×2(円
の株)=20,000(円)になります。純粋に10,000円儲かりました。しかし、この10,000円の儲けに税金がかかってきます。20.315%なのですが、大体20%とします。そうなると、2,000円は税金で持っていかれてしまいますので、手元に残る最終的な金額は18,000円ということになります。

金額が大きければ大きいほどこの税金は痛いですよね。もし1,000万円儲かっても、200万円も持っていかれてしまいます…。
そこで国が作ったNISAというシステムを利用するとどうなるかというと…

限度額はあるものの、NISA口座を使って得た利益については20%の税金を免除する。というシステムなのです。

今年まではまだ40万円ですが、来年からは1,800万円までに引き上げられる「新NISA」という制度に変わるようなのです!
そして、今年中にNISA口座を作っておくと、1,840万円まで引き上げとなるようで、本腰を入れてやらなくても、早めに口座を作っておいても損することはないのかも。と感じました。

そして現行のNISA制度の話になるのですが、「一般NISA」と「積み立てNISA」があります。国が特に推しているのは「積み立てNISA」の方のように僕は感じていましたが、なぜそんなに推されているのかピンと来ていませんでした。ですが、ライフプランナーの方とお話をしたことで、ようやく積み立てNISAが推されている理由が分かりましたので、また後ほどまとめていこうと思います。

次は投資信託についてです。

投資信託って何?

「投資信託」というワードもよく聞きませんか?「『信託』というワードがついてるからただの投資ではないんだろうな、何にせよよくわかんないな…」と思っていました。
簡単に言うと、「いろんな会社の株を少量ずつ箱詰めしたもの」です。例えば、先ほどお話ししたA社が、もし業績不振で株価が0.5円になってしまったらどうなってしまうでしょうか。先程の式にそのまま当てはめると、10,000(株数)×0.5(円の株)=5,000(円)

儲けが出るところか5,000円の損失が生まれてしまいました。

(けれど、株の世界ではそんなに珍しいことではないようなイメージがあります。だから株を始めたくてもハードルが高いと感じる人が多いのだろうなと思います。)

そんな不安を少しでも軽くしてくれそうなのが投資信託というシステムです。

先程説明したように、A社に10,000円分全額投資して、A社が営業不振になってしまったら、持っている株価全てが下落してしまいます。そこで、5,000円はA社に投資して、もう半分の5,000円はB社に投資しようというのが投資信託の簡単なイメージです。リスク回避です。

A社の株価が0.5円になってしまっても、B社の株買ったときの値段のままか、上がっていればマイナスを抑えることができます。

よりマイナスを抑えたい場合は、2,500円ずつにして4つの会社の株を買おう。とか、伸びそうな会社だからこの会社の株の割合を増やそう。とか、そういった組み合わせとかもあって、それらは証券会社が考えてくれて、そのパッケージが「投資信託」という商品なのですね。証券会社が出している投資案を「信」じて「託」すのが、投資信託というものみたいです。

どんな会社があってどんな業績なのかとか、色々調べるのが面倒な人にとっては時短のための商品なんだなと感じましたし、リスクとかはまだよくわかんないけど、投資を始めてみたいという初心者に優しいものだというイメージを感じました。

話が飛びましたが、次はようやく積み立てNISAについてです。

積み立てNISAは何のためにするものなのか

簡単にいうと、「投資信託を毎月定額ずつ購入するためのもの」です。

積み立てNISAの存在を知る前の僕の投資に対するイメージですが、「何百万円という大きなお金があってそのお金で今後成長が期待できそうな会社の株を買い、株価が上がったところで売却、その繰り返しで儲けを出す」というものだと思っていたので、まずは始めるために大金が必要なんだとばかり思っていました。けれど、積み立てという形であれば、毎月10,000円ずつとかの少額で始められるんです。バイトとかであれば厳しいかもしれませんが、社会人で毎月給料が入ってくる人であればそんなに難しい額ではなさそうな感じです。

毎月1万円ずつ投資信託を購入すれば、一年で12万円分の投資信託を購入でき、それらはずっと運用され続けていくので、下ろすタイミングにも寄りますが、下ろすときに投資信託の中に入っている会社の価値が上がっていれば、ちょっと多くなっているかもしれませんよね。銀行に預けていても、金利は大体0.001%で、増えるとは言えないくらいです。

投資信託であれば、下がるというリスクはありますが、増えるときは0.001%よりも多いです。金額がほぼ増えない銀行に預け続けるよりは、まずは毎月貯金している金額分の半分くらいから投資信託を購入し続けた方が良さそうだと僕は感じました。

そして最後に、何のために積み立てるのかです。

そもそも何のために積み立てるの?

先程お話しした銀行の金利ですが、銀行に預けておくと金利は大体0.001%です。他にも日本には確実にお金を増やす方法があって、日本国債を買うという方法と保険会社なんだそうです。
それぞれ0.3%くらいの金利で増やしてくれるそうです。一方で、投資信託の場合、ローリスクの商品で金利が3%、多少のリスクがある商品で6%前後なんだそうです。リスクというのは、マイナスになるかもというリスクです。

例えば、月に1万円の貯金を40年間行ったとします。→12×40×10,000=4,800,000 480万円になります。これをそのまま銀行に預けていると、480万円とちょっとになっています。これを投資信託に回して、金利がプラスだった場合、3%で大体930万円弱になります。6%で2,000万円弱になっています。

そしてここからが僕の素朴な疑問だった部分なのですが、今僕は24歳です。
40年後は64歳で、もうすぐ定年を迎えそうです。体力も落ちて、新しいことを始めたいという気力も落ちているかもしれません。「そんな64歳の僕に朗報です。兼ねてより1万円ずつ積み立てて運用していたお金が2,000万円になりました。おめでとうございます。」64歳の僕は嬉しいかもしれませんが、何のためにこのお金使うんだろう。ポルシェとか買っちゃう…?なんで運用してお金増やしてたんだう?と疑問に感じそうだなと思ったんです。

答えは簡単で、65歳で定年退職するとして、95歳まで生きるとします。30年間無職なわけです。

今、「老後2,000万円問題」という問題があるのはご存知でしょうか?現在において、定年退職後の年金は、夫婦でもらう場合、合計で月々平均21万円と言われているそうです。そして、その夫婦が月々に使う生活費の平均が月々26万円と言われいているそうです。

5万円足りていないわけです。上記したように、30年無職だとして、その間に毎月5万円マイナスの状態が続くと、30(年)×12(月)×-5(万円)=-1,800(万円)-1,800万円なわけです。

2,000万円あったらポルシェ買えるやん!!!とかってよだれを垂らしていた自分が恥ずかしい…。

そのお金は生きていくために必要なお金だったわけです。老後の無職の自分の生活費なわけです。このことを教えてもらったことで、僕は一刻も早く積み立てるべきだと感じました。

まとめ

怪しいビジネス勧誘みたいな記事になってしまいましたが、これが最近巷で話題になっている「投資信託」や「NISA」というワードの正体だったわけですね。誰も詳しいことは教えてくれなかったら知らなかった。や、小難しそうだから手が出しづらかった。だからよく分からず何もしてません。結果、定年退職後にお金がありません。ではまずい話だと思いましたので、今回記事にしてみました。確かに頭の痛くなる話ですが、何かのきっかけになればと思います。

以上になります!

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