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STUDIO TOKI のブログ

そもそも何故、人は写真を撮ろうとするのか?

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ダニエル
ダニエル

最大寒波による路面凍結で転倒続きの「ダニエル」です。

今夜は哲学的な話を少し・・・

「写真を撮る」という行為に至る背景 には、2種類の欲求があると考えられているのをご存じですか?
1つ目は、「楽しく、その時間が貴重である」と感じら れるときに撮りたいと思う「思い出欲求」型です。

もう1つは、「現実を戯画化するツールとして写真を用いたい」という「現実戯画化欲求」 型となります。

写真の持つ「客観性」や、それが物(データ)として残るということが「思い出欲求」として写真が用いられる最大の理由です。
また写真の特性である「ある一瞬を止めてフレームの中に閉じ込める」という特徴は、「現実戯画化欲求」として写真が用いられる理由です。

しかしながら、実際には「思い出欲求」型においても、写真を撮られる場合 にはポーズがとられていると考えられる為、「思い出欲求」型の写真であっても、現実のある側面が強調されるという意味で「現実 戯画化」された側面は含んでいると考えられます。

また、女性においては、写真を撮られる際に「笑顔になる」という特徴があり、撮られるという行為には、「出来上がりの写真に対する想像」がなされていると考えられます。
このことから、写真を撮るという 行為は、出来事の忠実な記録というよりも、「幸せな私」という「過去表象」を積極的に作り出す行為であると考えられます。

セルフ写真も同様なことが言えると思いますが、単に撮影するという行為の中に、人間としてここまでの欲求や思い、行為が隠れていると考えて撮影している人はほとんどいないと思います(笑)

ふと、写真で撮られることが苦手なダニエルの午後の独り言でした。

セルフ写真館は色々な用途に利用できますのでぜひご来店ください!

月〜金 ご予約DMもしくはお問合せにて相談
土日祝11:00〜18:00
撮影時間10分
1人500円(税込)
それ以外にもコースございます♪

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