月曜日のブログ担当テロップチームです。前回はスタジオの防音を利用して「歌ってみた」コンテンツが制作できるかも?という点でブログを書かせて頂きました。今回は実際に実現するために準備としてどんな機材が必要なのか?を調査していきたいと思います。
歌ってみたとは?(おさらい)
「歌ってみた」とは、2000年代中盤、YouTube、ニコニコ動画といった動画投稿サイトが誕生したことにより生まれたコンテンツの一つで、既存の楽曲をカバーした動画をアマチュアシンガーが投稿するものです。有名なアニメのオープニングを歌ってみた、という表現がそのままコンテンツの名称になった形で、類似のものとして「演奏してみた」「弾いてみた」などがあります。
機材編
【歌ってみた】で必要になるのは録音・配信に必要な機材が必要になります。ここでは最低限必要なものを一覧にしてみました。
①パソコン+音楽+編集ソフト
②マイク(マイクスタンド含む)
③オーディオインターフェース
自分の声を変換するマイクはもちろん、その音声を取り込むパソコンと取り込んだ音声を編集するソフトが必要になりますね。さらにもう一つ「オーディオインターフェース」というものがありますが、こちらは「マイクや音楽をPCに繋ぐための機器」です。
そんなものなくてもマイクで録音ができるんじゃない?と思う方もいると思いますが、パソコンで標準に設置されている機能は非常に簡易的なものであり、本格的に歌や音楽を取り込むにはこの「オーディオインターフェース」が必要になるようです。
ちなみにオーディオインターフェースでできる事を簡単にまとめると…
・高音質でマイクや楽器を入力できる
・高音質でパソコンに音を取り込む&再生できる
・音の遅れを改善できる
・複数のマイク・楽器を入力することができる
音楽はどうする?
上記の項目にて歌ってみたに必要な機材を確認することができました。では次に必要になるものは実際に歌う際に必要なものです。それは「音源」。
【歌ってみた】というコンテンツは既存の楽曲をカバーするのが前提になっていますので、当然既存の楽曲で歌を歌う必要があります。しかし販売されている音源をそのまま使う事はできません。
そのために一般的なのは「カラオケ音源」です。では現在ネットではどんな音源があるのか?
作曲者自身が提供
ボーカロイド作品に多いもので、楽曲の作者自身がカラオケ音源を提供している場合があります。
個人が作成した音源
既存の楽曲を第三者が楽曲のオフボーカル音源を作成し、アップしている場合があります。
配信サイトからの購入
あくまで個人的利用の範囲内になりますが、大手カラオケコンテンツ配信企業が音源を販売している場合があります。
自分で制作
自身に音源を制作する環境・技術があるならいっそ制作してしまう方法です。
機材と音源は確保できるのか?
今回は「機材」と「音源」という点でどうアプローチができるのかを確認しました。スタジオには配信用にパソコンとマイクはすでにあるため、個人でも利用できるオーディオインターフェース用意できれば歌の収録ができそうです。
また音源に関してはテロップチームのメンバーに音源制作ができる方がいるので、こちらに依頼することができそうです。
次回のブログでは【歌ってみたが実施できるか?】をさらに突き詰めていきたいと思います。
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