スタジオブログ木曜日担当の 3DCG チームです。
今回の記事では、配布されている3D モデルを blender で読み込む方法をご紹介しようと思います。
blender を導入していない方は、あらかじめダウンロードをお願いします。
まず、blender で読み込みたいフリーモデルをダウンロードします。
今回は「かなりぁ」様の「ハオラン」というモデルをお借りします。
※ハオラン君のダウンロードはこちらから
この他にも、blend ファイルが入ったモデルであればどのようなものでも同じ手順で読み込みが可能です。
ダウンロードができたら、圧縮ファイルを解凍し、中にある blend ファイルを開きます。 これでモデルの読み込み自体は完了です!
モデルにポーズや表情をつけてみる
ここから、ハオランくんにポーズをとらせてみようと思います。
まず、モデルを動かすためには「アーマチュア」や「ボーン」と呼ばれるものを表示させる必要があります。 その為に、隠れているボーンを表示してくれるよう Alt+H を入力します。 逆にボーンを非表示にする場合は、オブジェクトモードで対象を選択して H キーで可能です。
すると黒いスティックのボーンが表示されました。
こちらのデータではボーンを選択すると自動でポーズモードに切り替わりますが 基本的にはボーンを選択した状態で、「オブジェクトモード」から「ポーズモード」に切り替える必要があります。 ボーンをクリックするとボーンが白く表示されるので、左側の移動ツールを回転ツールに変更して、ポーズを作る事ができます。 回転方向を変えたい場合、「グローバル」になっているトランスフォーム座標軸を「ローカル」や「ノーマル」に切り替えることで可能です。
また、モデルには表情が割り当てられているものもあります。 表情を変更したい場合はモデルの顔の部分をクリックして、右側の緑△ オブジェクトデータプロパティをクリックすると 表情のリストがでてきます。 変化させたい表情を選択して、下の方の「値」という数値を上げていくと、その表情に変化させることができます。
このように、ポーズや表情を組み合わせて自分の思うようにモデルを動かすことができます! ポーズを取ったキャラクターは、モード切り替えの横の「ビュー」から、「ビューで画像をレンダリング」から書き出すことが可能です。 背景透過で書き出したい場合は、「レンダープロパティ」の「フィルム」から
「透過」にチェックを入れることで背景透過画像で書き出せます。
ポーズを取らせる事の他にも、特にこちらのモデルはモデリングを行う際の参考にするにはもってこいの資料なので
是非試してみてください!