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STUDIO TOKI のブログ

素人によるピザ窯づくり〜レンガとの格闘の末に〜

STUDIO TOKI のブログ

いとう(WEB・デザインチーム所属)、アニメよりマンガ派。

どうも僕です。
いよいよピザ窯づくりのメインに取り掛かかろうというところで問題が起きました。

前回作業の翌日、朝起きると腰に違和感。筋肉痛とは違う痛み。

やらかしました。
運動不足、老化、不慣れな作業。ピザ窯とは腰痛との戦いなのです。

そんなこんなでちょっと作業をお休みしていたため1ヶ月ほど期間が空いていましたが、ようやくピザ窯作り本番です。

レンガを割る方法について

レンガを積んでいくにあたり、どうしても避けられない作業がありました。
それが半分に割ったレンガを作ること。

どこかのテレビ番組で見た「溝を入れて叩くと割れる」みたいな感じで出来るだろうと思っていましたが、そもそも溝をどうやって入れるのか。

倉庫の工具棚からハンドソーや金属切ったりする糸ノコやらを引っ張り出してきて当ててみたところ、ちょっとだけ跡がついた。

イケるか?と思い金槌で何度も叩いてみたところ、全然違うところから割れる。というか砕ける。

こりゃダメだと別の工具を探しに行ったところ、年季の入ったディスクグラインダーを発見。さらに石工用の切断砥石もあるじゃないですか。ついでに小さな作業台があったりと、今まで気にも留めていなかったのですが、日曜大工に必要なものは一通り揃っていたようです。

早速カット

カットとはいっても一刀両断できるわけではないので、レンガを一周ぐるりと溝を入れてやはり叩くことに。粉まみれになりながらディスクグラインダーを操作し、ドキドキしながら金槌で叩くと、驚くほど簡単に真っ二つ。

これが結構気持ち良いのです。

何個か割っていくうちにわかったこと

・耐火レンガは思ってたより4倍ぐらい硬い
・結構深めに溝を入れた方が綺麗かつ簡単に割れる
・めちゃくちゃ粉まみれになる

積んでいく

ここからはもうイメージで積んでいくのみ!と思いきや、これはこれで結構大変。レンガとレンガの間って目地が入ってますよね。まずこいつのせいでサイズが若干ズレる(計算してなかった)。

そもそも間にモルタル挟んで積んでいくのが相当難しいのです。職人さんってすごいんだなと、改めて感じました。

レンガの吸水が凄まじい

1段目、2段目を四苦八苦しながら積んでいたのですが、モルタルの固くなりはじめる速度が予想よりも早く、結構スピード勝負だなと感じていました。そして追加のモルタルを練る前に少し休憩を挟んだとき、僕に電流が走ります。

「誰かの動画でレンガを水に浸してた気がする。。。まさかこれか!」

ということで、試しに水を張ったバケツにレンガをポチャンすると、恐ろしい勢いで水を吸い始めます。

情報って大事ですね。

なんとなく完成形が見えてくる

はみ出した部分や汚れた部分は後で削ればいいやの精神で黙々とレンガを積み、上手にできた焼床も設置。ここはしっかり水平取りました。

そんなこんなで最終形はこんな感じ。

後部は熱の通り道として少し空間が空いています。
ここまでくると建造物感が出てきますね。

あとはアーチ、前後、煙突あたりの作業へ続く!

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