BLOG
STUDIO TOKI のブログ

におい展2を終えて

STUDIO TOKI のブログ

いとう(WEB・デザインチーム所属)、アニメよりマンガ派。

どうも僕です。

タイトルの通り、町田モディで開催したにおい展2が終了しました。
先ほどまで、会場撤去の立ち会いで現場にいました。

さて、このにおい展2ですが、イベントコンセプトから会場作りまでトキ・テックの20代女性社員を中心に制作されました。せっかくなので裏話的なものも含めてお話ししておきたいと思います。

イベントコンセプトについて

ある女性社員を中心にプロジェクトが発足したのがコロナ禍前。

2020年、とりいそぎ開催することだけ決定したため、先駆けてロゴを制作しにおい展ポータルサイト「においのもと」でこっそりバナーを仕込んだりしていました。そして、本格的にネタを仕込んでいる途中にコロナ禍へ突入しました。

そもそもにおいを嗅ぐために鼻を近づける必要がある展示会ですので、どう考えたって無謀です。

作戦会議の期間として捉え、コロナ禍が明けた時のことを考えることにし、紆余曲折して出てきた意見が今のイベントコンセプトに繋がっています。
その後、調香師と何度もやりとりをし、何度もサンプルを試し、バグがないかなど相当数の検証をしていました。途中鼻がバカになることもしばしば。

こうして“におい”ד本能”ד恋愛”という、五感である嗅覚の特性を使った、新しい形のにおい展が生まれました。

ビジュアルについて

「におい展らしさ」を踏襲しつつ、コンセプトを落とし込むことに苦労しました。

最終的にカラフルなマーブル模様を使用し、ただようにおい(煙)のなかに顔の輪郭が見えてくるビジュアルに落ち着きました。
ちなみに没案には、ジキルとハイドのオマージュ案、イラストをトランプのような対極にレイアウトした案などありましたが、このデザインになって良かったなと思っています。

会場デザインについて

2024年新卒入社の女性社員2名が担当しました。
それぞれが意見を出し、イベントコンセプトに合わせるならどのようなデザインが良いかをプロジェクト内でプレゼン。社内全体にアンケートを取るなどして、決定したデザインコンセプトはラボ。
そこから会場内の展示方法に、フラスコや試験管を使用する方向へと走っていきました。

タイプ診断のアイコン作りも並行して進め、フラスコ内の色もそれに合わせてカラーリング。
真っ白な会場内にカラフルなフラスコが並ぶ、イベントコンセプトを邪魔しない素敵な空間になったと思います。

各小物類も注目

クイズコーナーのアクリル板を加工した仕掛けや、ブック型の展示装置も実は手作りです。

アクリル板を買ってきて専用カッターでカット。専用の接着剤を使用し、どのような作りなら成り立つのか、試行錯誤しながら製作してくれました。はじめての経験で思い通りにならない部分もあったと思います。

ブック型は同型の小物入れを購入して加工。表紙を全て貼り直し、美しく仕上げてくれました。
一番問題だったにおいの格納方法も、木製の栞とマグネットを使って香料補充のし易さもクリア。

猫かぶり度チェックも結果の出し方を僕が複雑化したせいで、整理が大変だったと思う。
全てが駆け足だったため、開催前日まで準備が続きました。二人には改めてお礼を言いたい。

次回以降の開催について

2024年10月1日現在、まだ未定です!とはいえ個人的にはやりたいなと思っています。(もちろん反省点や改善点もありますが)
その際はぜひ、上記の点も含め楽しんでいただければ!

最新情報は各SNS、またはにおい展ポータルサイト「においのもと」にて発信していきます!

itoakihiroをフォローする
レンタル撮影スペース「STUDIO TOKI」
タイトルとURLをコピーしました