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STUDIO TOKI のブログ

24分尺の番組を1本繋ぎました!

STUDIO TOKI のブログ

スタジオブログ木曜日担当の 3DCG チームです!
3DCGチームのブログですが、先日、24分尺の番組を担当し、それがオンエア(OA)されたので、 どういう流れでOAまで至ったかをまとめてみようと思います!

どんな番組なのか

番組名を出していいのかわからないため、 今回は「旅番組」としておきます。
番組のルールに則って、 日本全国各地を転々と旅する番組です。
電車の移動中以外は基本的にカメラは回し続けていて、 撮ってきた素材は膨大なものになります。
ただ、今回はロケの話ではなく、OAされるまでの経緯について書こうと思います。

めっちゃ大変でした…。

結論から言ってしまえば、「めっちゃ大変でした…。」
1本の番組を作るのって、簡単なわけはないのですが、想像以上に大変でした。

段取りとしては、

1.ロケ

2.撮影してきた素材に目を通し、使いそうな部分の目星を付ける

3.目星をつけた部分を繋ぐ

4.ナレーションを考える

5.監督にプレビューしてもらい、意見をもらう(ここでの尺の長さはおよそ35分ほど)

6.自分なりに修正し、またプレビューしてもらう(28分前後まで削る)

7.それなりに形になったところで、番組チームの定例会議でチーム全員にプレビューしてもらう(26 分ほどに調整する)

8.そこでもらった意見を元に最終の尺調整を行う(24 分ジャストにする)

9.コメントフォローやテロップを発注し、エフェクト等をつけてもらう

10.音響さんに頼んで、BGMや音のバランスを調整してもらう

11.OAする前にチェックしてもらう人たちに見てもらい、誤り等がないか最終チェックしてもらう

12.最終書き出しをして納品

13.地上波で OAされる

ざっくりですが、こんな感じの段取りになっています。

正直、7まで行けばかなり楽でした。
ほぼほぼやることも終わり、あとは慣れた人たちに任せられる仕事になります。
しかし、7まで行くのがかなり大変でした。

その 1 本の番組が面白くなるかどうかが 7 までで決まります。
どう番組を見せたいか、自分が撮影してきた素材を視聴者にどのように見てほしいか。
それが 7 までで決まると思います。

同じシーンを何回も見返して、どうしたらより効果的に見せられるか。
どういうナレーションを書けばいいのか。
どのくらいの余剰感が必要なのか。
それらを考えつつ、ナレーションで紹介したいことが事実なのか確認するために各地に電話したり…。

考えることだらけで、ディレクターの人たちはこんなにも大変なことをやっていたのかと思い知らされました。

けれど、それを乗り越えて、自分の作った番組がテレビで流れているのを見た時は感慨深いものがありました。
なんとも言えない達成感を味わうことができました。

まとめ

ADとして番組チームに入って1年半で、まだまだ下積みが足りないことは自覚していましたが、
地上波を作ってみるということに挑戦して良かったと思います。
自分から何かを仕掛けていかないといけないという気持ちが芽生えました。

またロケに行かせてもらい、新しく2本作り始めています。
もっとクオリティの高い番組を作れるように頑張ろうと思います。

スタジオトキでは3D モデルの制作から配信、動画制作なども幅広く承っております。
無料の内覧会も行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください!

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