スタジオブログ木曜日担当の3DCGチームです!
3DCGチームのブログですが、今回は写真撮影時の保存形式である、RAW形式について勉強していきたいと思います!
一眼カメラといえばRAW形式!RAW形式といえば一眼カメラ!くらいに写真を撮る方にとってはお馴染みの保存形式かもしれませんが、その基本的な情報や使い所を理解することはとても重要です!
今回は、改めてRAW形式に焦点を当て、その特徴とどんなシーンで使用するのが適しているかについて解説します!
そもそも何でRAW形式について?
先日、iPhone15ProMaxが手元に届き、カメラの設定を見ていたら、なんとRAW形式で撮影できるようになっていることに気がついたんです!
これは嬉しい!と思いきや…
実は筆者、RAW形式がなんなのかよく知りませんでした…
名前は聞いたことあるけどなんのことやら…って感じでした…
α7Cを購入して3年目くらいになりますが、ずっとJPEGで撮影しておりました…
これを機会に色々学びましたので、簡単にまとめてみようと思います!
そもそもRAW形式って?
RAW形式とはデータの保存方法の一種で、画像データといえばJPEGのイメージがありますが、JPEGとは違い、保存時に圧縮処理がされることはありません。
JPEGは保存時に一定の圧縮をかけることによってファイルサイズを小さくして保存しています。この処理によって写真の場合、カメラ自体が簡易的に画像処理を行った後の画像がJPEGとして保存されているんです。
ですので、ある程度の情報があらかじめ削ぎ落とされた状態で保存されてしまうわけですね。写真を撮影した後、特に補正とかはしないよって人にとってはまず問題にはならないようです。
これがRAW形式の場合は、非圧縮形式なので、撮った写真をそのまま生の状態で保存してくれるわけです。何の情報も削ぎ落とされていない状態なので、データ自体はとても重くなります。
しかし、その分補正をする際にとても自由度が高くなり、調整の幅がとても広くなる形式です。
では実際、どのくらいデータの重さに差が出るかというと…
RAW形式の存在を知ったので、さっそく伊勢神宮へ写真を撮りに行ってきたのですが約80枚のRAW写真で約4GBでした。JPEG形式で撮っていた写真と見比べると、約350枚で約4GBでした。
かなり重いですね。
今まで何も考えず、旅行中は64GBのSDカード1 枚でパシャパシャ撮ってましたが、これをきっかけに128GBとか買ってもいいかもな…と思いました。
こんなに差が出るものだったのですね。
結局RAW形式は何に必要なの?
前述しましたが、RAW形式は非圧縮形式なので、画質の損失がなく、細かなディティールが保持されます。よって、RAW形式を使用すると、後から設定できる白黒バランスや露出のなどの自由度が広がります。
使いどころとしては
・ポートレート写真での被写体の肌の質感や色調の調整
・風景写真では明るい空と暗めの地面の双方のディティールの保持
などが挙げられます。
まとめ
以上が大まかなRAW形式についてのまとめになります。
今後はどんどんRAW形式で撮影するつもりですので、RAW形式でレタッチした時に以前と違う点など、気づいたことがあればまたまとめてみようと思います。
以上になります。
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