こんにちは!トキ・テックのサポート・スタッフチームの近田です。
普段はテレビ局でテレビ番組のAD(アシスタントディレクター)の仕事をしています。突然ですがみなさん、番組収録の際にADが何をしているのかご存知ですか?
正直、何をしているのかわからないという人が多いと思います。 なので、これからADの作業についてご紹介していきます。
カンペとは?
「カンペ」(カンニング・ペーパー)は主に収録で必要となる大きな用紙で、進行に関する台詞やメッセージをカメラに映らない位置から演者に伝えるための物です。
「ただ台詞を書いて見せればいいんでしょ。」と思ったそこのあなた!
そうじゃないんです!今回はカンペの作り方について詳しく説明していきます。
意外と大変!?カンペの作り方
カンペ作成ステップ その①
まず、ディレクターから送られてきた台本をカンペに書き写していきます。 カンペは台本をもとに作られているのです!
カンペ作成ステップ その②
文章が長く入りきらない部分を読みやすいように改行します。
画像のように、改行することによってここまで見え方が変わります!
カンペ作成ステップその③
印刷をして穴あけパンチで穴をあける。
※ホッチキスで止めてしまうと、紙をめくる音が入ってしまうため、穴あけパンチで穴をあけています。
カンペ作成ステップその④
さらに、カンペの角を写真のように一枚ずつクシャクシャにしてめくりやすくします。
完成★
いかがでしたか?実はトキ・テックの社長と一緒にやっている「トピラボ」というYouTubeチャンネルでもカンペを使って撮影しています。
カンペを使うか使わないかで動画撮影の効率が変わると思います。これからYouTube撮影をしようと考えている方はぜひカンペを作って撮影してみてはいかがでしょうか! 長くなりましたが最後までご覧いただきありがとうございました。