長引く不況の影響、そして働き方の多様化が進んだことから、副業をしている人の数はとても増えています。
カメラで収入を得るには、プロカメラマンになるしかないというイメージがありますが、近年では状況が変わってきました。月額数万円の副収入程度のものなら、プロカメラマンにならずとも、あわよくばカメラ歴1年の初心者でも、収入を得ることは可能です。
何かとお金が掛かるカメラ趣味。副業でお小遣いもGETしよう!
初心者含め、広く写真を募集しているフリー素材サイトがオススメ。
最もとっつきやすいカメラの副業は、「フリー素材サイト」に写真画像を提供することです。
フリー素材サイトとは、ホームページ作成者や広告作成者が気軽に写真を得るための場所です。わざわざカメラマンを雇わなくても、欲しいテイストの写真が1枚から購入できます。これが、無料で提供している業者も多いことから、「フリー素材サイト」と呼ばれています。
1−1.フリー素材サイトには、カメラ初心者でもエントリーが可能。
フリー素材サイトは、とにかくたくさんの種類の写真を集めることが至上命題です。名のある企業やニュースサイトの写真がどこかで見たことのあるものだと、箔が付きませんからね。そのため、カメラの技術や経歴など問わずに、広く一般の人々から写真画像を募っています。画像サイズの大きさやピンボケしていない鮮明さをクリアしていれば、今日カメラを買ったばかりの人の写真でも、エントリーが可能なのです。
1−2.収入が入るのは、誰かがあなたの画像を購入してくれたとき。
では、どの段階で写真提供者(あなた)に報酬が入るのでしょうか?
これは、あなたのエントリーした写真を誰かが購入してくれたときです。フリー素材サイトにエントリーするだけではまだ、収入は入りません。
エントリーした写真のサイズによって、「小=500円、中=1,000円、大=4,000円」くらいの値付けがされます。プロの写真でも初心者の写真でも、サイズによって一律です。
これを誰かが購入したとき、その料金の6〜7割程度があなたに支払われます。
1−3.初心者が収入を得やすいのは、マニアックな被写体や風景。
日の出や青い海など定番の被写体は、やはり20万円のレンズで写したプロのハイクオリティな画像に人気が集まり、初心者のエントリーした画像にはなかなか買い手が付きません。
そこでオススメしたいのは、マニアックな被写体です。あまりエントリーのされていない被写体の写真をアップすれば、初心者の撮ったものでも買い手が付きやすいです。たとえばあなたが盆栽の趣味など持つなら、それを様々なアングルから撮ってエントリーしてみましょう。マニアックな被写体を選ぶ際は、自分の趣味を活用すると容易ですよ。
自信が付いてきたなら、クラウドソーシングサイトに登録してみよう。
カメラの腕前に自信が付いてきたあなたには、クラウドソーシングでの副業をオススメします。
クラウドソーシングとは、フリーランスの技術者と、それを欲する企業とを結ぶインターネットサイトです。企業も不況で、専任カメラマンを高い月収で雇うお金がないため、単発で仕事を頼めるクラウドソーシングを活用するようになってきています。
2−1.アマチュアカメラマンでも日給1,5万円くらいの報酬は貰える。
クラウドソーシングサイトに登録するうえでも、あまり派手な経歴は必要なく、プロカメラマンである必要もありません。多くの企業は、取材の現場の雰囲気を描写するなど、ちょっとした撮影用途を求めています。テクニカルなカメラ技術を持っていなくても、充分に対応できるでしょう。
それでいて、報酬は日給1.5万円くらいは期待できます。
2−2.少し時間が取れる方はクラウドソーシングと好相性!
時間が少し取れる方はクラウドソーシングと非常に相性が良いのです。
というのも、8時間×週5日のフル勤務に忙しい現役世代は、企業からの「1日だけカメラマン」の要望にさえ、応じるのは難しいため。現役世代が副業カメラマン出来るのは土日くらいなものです。
それに対して、平日でも活動できる方はそれが可能でしょう。
これは非常に大きなアドバンテージで、あまりカメラに実績がないとしても、どんどん仕事を得られる可能性があります。
いかがでしたか?
技術をお金に換えるには、資格や高度な技術が不可欠と思っている人が多いことでしょう。しかし、時代は変化しています。そこそこの技術でも、初級者でさえも、カメラで副収入を得る道はありますよ。