こんにちは。ディレクターのぐっちょんです。
テレビの世界で、ささやかながら番組の演出をさせていただいています。
今回も演出家目線でVTuberを作る上で大切なことを解説していきたいと思います。
今回は見た目のお話。キーワードは”最も重要であり、同時に最もどうでもいい”。
果たして、これはどういう意味なのか?私の考える”VTuberの見た目の話”です。
自分で描けないなら誰かに頼む
冒頭で説明した通り、私はデザイナーでもなければ、イラストレーターでもありません。
当然、絵も描けません。
むしろ下手な部類に入ると思います。そんな時は、誰かにお願いして描いてもらうことになると思います。自分で描くにしろ、人に頼むにしろ、抑えなければならないポイントがあります。
かわいい・かっこいいよりも重要なこと
多くの人が陥りがちなのが、キャラクターの見た目に執着しすぎることです。
もちろん、”かわいい””かっこいい”キャラクターデザインの方がいいとは思います。ただ、人が”かわいい””かっこいい”と感じるのは、見た目は当然あるのですが、人間と同じで”性格”や”背景にあるもの”で大きく変化するものです。
大事なのはインパクト
これを言ってしまうと元も子もないのですが、”売れるか売れないか”の要因として最も大きいのは”運”です。どんな簡素なキャラクターでも売れる時は売れるし、どんなに作り込んでも売れない時は売れません。
しかし、その確率を少しでも高める方法はあると思います。
そのために大事なのは、”人の目に留まること”です。それが、色なのか、衣装なのか、それともフォルムなのか…そこは皆さんのアイデア次第です。
見た目を追求するよりも”目立つためのアイデア”に全力を注いでもいいと思います。
最終的には中身が大事
VTuberと聞くと、アニメキャラクターのようなものだと思ってしまうかもしれませんが、”あくまで1人の人間”だということを忘れないようにしましょう。
見た目も大事、声も大事、設定も大事ですが、どれも枝葉のようなもの。
本当に大事なことは”人間性”です。みんなミッキーマウスの中には人が入っていることを知っています。
最後に
VTuberは見た目も重要ですが、それだけでは人気にはなりません。逆に、見た目がイマイチでも注目を集める人もいます。これと同じように、”キャラクターデザイン”も大事ですが、それよりももっと人気者になるためには大事なことはあります。見た目にこだわるなとは言いませんが、そこにお金や時間をかけすぎないように。
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