こんにちは♪セルフ写真館「フォトニスト一宮」を運営しているみゃぜです。
胃が痛い 食べ過ぎではなく 仕事のせい
今日はカメラ撮影時の手ぶれについてお話しします。
カメラが進化しても私たちを悩ませ続ける、撮影時の手ぶれ。特にシニア世代のカメラ愛好者は、年のせいなのかと気にしたり、それゆえあきらめてしまう人も多いようです。
しかし、手ぶれは対処法さえしっかり把握していれば、かなり防ぐことが出来ますよ。この記事では、手ぶれを防ぐコツについて、わかりやすく解説していきます。
1.体力にあった軽いカメラを選ぼう。
カメラ撮影の手ぶれの要因は、実は「カメラの重さ」に起因したものが最も多いのです。
カメラに興味を持つとき、一眼レフカメラへの憧れが強く、それを手にする人が多いことでしょう。しかし現代人は、便利すぎる世の中のせいで筋力が弱っており、一眼レフカメラを支えきれていない人が多いです。
そのため、手ぶれが気になる人や体力に自信のない人は、軽めのカメラを選ぶようにしましょう。
「ミラーレス一眼カメ」ラであれば、豊かな描写力を持ちながらも小型・軽量なものが多いです。
一眼レフカメラを選ぶ場合は、男性なら600g以下、女性なら500g以下を目安に選ぶと良いです。
レンズも300g以下のものを使いましょう。標準キットのレンズは大抵、200〜300gです。望遠レンズは重いのでご注意を。
2.正しい姿勢でしっかりとカメラを固定しよう。
なんとなくやっている「写真を撮る」という動作ですが、やはり正しい姿勢というのはあるものです。プロのカメラマンなどはアクロバティックに体制を変えながら撮りますが、要点は押えながら撮っています。
(1)両脇をしっかりとしめて、上半身全体を使ってカメラを固定する。
(2)ファインダーを覗く際、おでこを押し当てて固定することを意識する。
このように、おでこをカメラ固定の支点になるように意識すると、3点留めのような形になりカメラは非常に安定します。そういった理由からも、カメラの愛好者はファインダーのあるカメラを好むわけです。
3.三脚を活用し、カメラをしっかり固定しよう。
富士山撮影の名所などに行くと、大きな三脚を構えている人が多いことに驚きます。別に三脚の上に置かなくても、クリアな写真は撮れそうなものですが・・・。
実は、私たちが「よく写ってるね」と感じる写真も、厳しい目で見ればわずかに手ぶれを起こしています。すると、鮮明さに本当にこだわるなら、ほとんど動かない風景を撮る際も三脚で固定したほうが良いのです。
また、光量を充分に確保して撮りたい夜景や川の流れ、夕日の写真なども、三脚に固定することで一回りクッキリした、プロっぽい写真に仕上がりますよ。
4.手ぶれ防止性能の高いカメラを選ぼう。
昔はなかった「手ぶれ防止機能」という言葉。しかし、近年の5万円以上のカメラはまず間違いなく、この機能が搭載されています。手ぶれ対策というのはそれだけ、多くの人々に求められていて、皆が悩んでいるのですね。
手ぶれ防止機能は、「〇段階」という単位で防止性能が示されます。「5段階」以上ならトップクラス、4段階以上なら優秀な数値です。2〜3万円程度のコンパクトデジカメには4段階5段階というものはないので、やはり5万円くらいのカメラは選んでおいたほうが良いです。
なお、手ぶれ防止機能が優秀でもすべての手ぶれを防いでくれるわけではありません。そのため、姿勢に気を付けたり三脚を活用したりという対策も、併用しましょう。
5.カメラの設定を調整することで、手ぶれを防ごう。
さて、少しテクニカルな話に移りましょうか。
一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラであれば、カメラの設定をいじることで手ぶれを軽減することが出来ます。その方法は主に3通りあり、いずれも覚えておきましょう。
(1)シャッタースピードを上げれば、手ぶれを軽減できる。
手ぶれは、シャッターが開いている間にカメラが動いてしまうことで起こります。すると、シャッタースピードの数値を上げれば、手ぶれは起きにくくなるのです。
屋内での撮影や夜景の際、手ぶれが気になるなら、シャッタースピードの値をいじってみましょう。1/50秒よりも速く設定すると、手ぶれは起きにくくなりますよ。
(2)絞り値(F値)の数字を小さくすると、手ぶれを軽減できる。
理屈が難しいので詳細は割愛しますが、絞り値(F値)の数字を「小さく」する(なるべく0に近い数値にする)ことで、手ぶれを軽減することが出来ます。
(3)ISO感度を上げると、手ぶれを軽減できる。
ISO感度を上げることでも、手ぶれ軽減が期待できます。これは夜など暗い場所での撮影で行いましょう。ただし、ISO値は上げすぎると画質が荒くなるので、画像を見ながら調整しましょう。
いかがでしたか?
手ぶれを防ぐには、「カメラ選び」と「技術」の2段構えで対策することが大切です。どちらか一方だけでは難しいので、両方に目を向けましょう。
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