トキ・テックのサポート・スタッフチームの田中です。
普段はテレビ局で番組のAD(アシスタントディレクター)の仕事をしております。
ぜひ最後まで読んでいただけるとうれしいです。
今回は『業界人しか知らない収録メディアの種類』ということで、
みなさんが普段生活している中で絶対聞いたことが無いであろう、
収録メディアについて紹介していきます。
まずここで言う収録メディアは
「カメラの記録媒体」を指す言葉となっていて、
過去に私のブログで書いたSDカードもそれに該当します。
SDカードの種類と選び方①
SDカードの種類と選び方②
SDカードに関しては皆さんが1度は目にした事があると思います。
では、下の画像を見てどちらか知っていますでしょうか?
左の画像はXDCAM(エックスディーカム)と呼ばれる収録メディアで、
SONYが開発を行いました。
特徴としては物理ディスクである点です。
XDCAMの良い点はとにかく耐久性がある事です。
1000回以上の書き込みが可能で、読み出し(再生)は100万回以上、
保存は50年以上もつと言われています。
しかし、最近はSDカードの技術が上がってきており、
データ保管の安全性や持ち運びのし易さなどから
カメラよりも映像の保管や放送用のデータ納品に使われることが多いです。
続いて右の画像はSxS(エスバイエス)と呼ばれる収録メディアになります。
こちらはSONYとSanDiskの共同開発になっております。
特徴としてはどんな環境でも撮影ができるところにあります。
高温低温はもちろん、粉塵、霧状の塩水、X線、紫外線など
様々な環境下に耐えることができるとてつもなく頑丈な収録メディアになります。
書き込み速度もかなり早いです。
なので業務用の撮影などでも使用され、
テレビだと絶対に消えたらダメな収録などで使用されることが多いです。
最期まで見てくださりありがとうございます。
次回のブログもよかったら見てください!