テロップチームブログ担当セラです。今回は第三回「SNSの承認欲求」の話です。
良くも悪くも増えたもの
色々と承認欲求についてをブログで書いてきましたが、近年のSNSで一番多くなったのは「肯定」ではないでしょうか。肯定感を得ることができない日常でも、画像やテキストひとつて自分を認めてくれる人、自分に関心を持ってくれる人がいる居場所を作り上げられる、それがSNSです。
そこでは自分の事を「すごい!」「かわいい!」「いいね!」と言ってくれる人がたくさんいます。それだけではありません、日常の中で存在感が無い人も「こいつアホやなw」「おもろ」「やりすぎw」などネガティブな面でも自分を認めてくれる世界でもあります。
日常は仮初の姿であり、自分のいていい場所はSNSなんだと勘違いしてしまう人も多いのです。
そしてそこから生まれる「正義」という概念が、非常に危ない要素となっています。
自分の言葉は正義である、という勘違い
昨今のSNS、非常にあれていますね。テレビ局への攻撃や芸能人への攻撃、さらにはその関係者への動き…。でもこれ、規模さえ小さければありとあらゆる所で起きていた事なんです。
SNSで流れている情報は必ずしも真実とは限りません、たとえそのアカウントが何十万人のフォロワーを持つ巨大アカウントであろうと、次の日には嘘だという可能性もあるほど、真偽不明な情報が飛び交う、それがSNS。
なのに皆は、ある一定まで肯定されると「自分の言葉が正しい」と信じ込み、SNSで強い言葉でポストしたり、燃えていない場所に燃料を投下して燃えあげたりと様々。もともとおとなしい人でも、一度自分の言葉が支持されると自信を持ってしまうのが怖い所ですね。
正義は自分を燃やすことも
僕たちはそういった環境の中でこそ、その正義の味方が真逆になってしまうという事も自覚しておかなくてはなりません。すごく強い言葉で正義の味方を気取っていた人が、過去のポストを探られて、自身の発言がブーメランになってしまったり、正義と思っていたことが実は嘘で、嘘を広めた人と認識されて逆に攻撃されたりと、いつ自分の立場が危うくなるかという事を考えなくてはなりません。
まとめ
行き過ぎた正義は自分の首をしめる、これからの時代はそういう部分も気を付けていく必要があります。
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