木曜日担当のCGチームです。
今回はCinema4Dで役に立たない物を作ります。
何を作ろうかと考えた時、
この世界の自然物・人工物は個人的に考えうる範囲では大小さまざまな面で何かの役に立っているなと思ったので、役に立たない物を作ろうと。
①役に立たない物
役に立たない物を作る手始めとして、役に立つ物の特徴を考えてみた。
その要素の大部分は”形状”なのではと思い至った。
そして”役に立たない”とは結果だけみれば何も起こさないものだ。
結果だけみればというのは、そこに至るまでにはそうなる過程が必要であり、過程が生じた段階で何かが起きているのである。
そうなると、役に立たないということが判明した時点でそれは役に立たないことを証明するための役に立ってしまっている。
これはマズい。役に立たないものは存在しないのかもしれない。面倒なことになった。
作りたかったものはそういうものではなかった、考え方を変える。
“役に立たない”という言い方を変えようと思う。
“何にも作用しないもの”はどうだろうか。
これでいこう。
ということで、何にも作用しないものを考えた。
以下は製作工程のスクショ(一部抜粋)である。
そしてできあがったのがこの映像だ。何にも作用していない様子が見てとれる。
何にも作用していない様子を見たことで何かに作用してしまうかもしれない。
この世界は全ての要素が何かに干渉し、何らかの影響を与えてしまう。
そういう世界で生きているのだと考えれば、ブログを書く順番を忘れていたことにも納得がいく。
次回の順番ではそういった何かの干渉がなく影響もされず、忘れないことを願う。
最後に
スタジオトキでは3Dモデルの制作から配信、動画制作なども幅広く承っております。
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