VTuber、ライバー向けスマホで簡単作成編【素材の作り方】

こんにちは！
火曜日担当のWEB・デザインチームです。

前回はibisPaintを使ったスマホで出来る編集方法を紹介しました。
今回は自動選択を使ったパータン柄を作ります。

完成形

左が元の画像です。この黒いリボンを右の画像のように編集して作ります。

編集方法

スマホアプリのibisPaint、色替えしたい素材。今回の素材は以前紹介したピアノ演奏会のネクタイを使います。
まず、ibisPaintを開きます。＋ボタンで作りたい素材の画像を選択します。前回同様、線画摘出はキャンセルにして次へ進みます。

次に右側にある筆ボタンをタップします。するとアイコン一覧が表示されますので、右上にある自動選択をタップします。自動選択とは画像内で同じようなカラーが付いている範囲をタップで選択できる便利なツールです。

すると右下に自動選択ツールの設定が表示されます。
（１）のセットは自動選択を１か所のみ出来ます。
（２）は先ほどのセットとは違い、自動選択をタップする度に選択範囲を増やすことが出来ます。

（３）は除外です。選択範囲指定した場所をタップすると、範囲選択を消すことが出来ます。
（４）は選択範囲の反転です。対象の選択範囲を行った後対象物の選択範囲が反転し、選択外の物が逆に選択されるようになります。これは背景を切り抜きなどに活用される方法なので、覚えておいて損はありませんね。

（５）は選択範囲の解除です。選択範囲を削除する出来ます。それではリボンの制作に入ります。今回の素材はリボンの立体感を出すためパーツを分けて制作します。
まず、自動選択のアイコンをタップします。タップすると強さ、拡張のトグルが表示されます。このトグルは自動選択される範囲が調整できます。パーツ分けをしたいときは0～3％。大まかな選択は10％ぐらいがおすすめです。

範囲が選択されると。点線で囲われて表示されます。パーツ分け以外の部分を選択すると、後ほどのパーツ分けに影響が出るのでズームアップを活用したり、範囲以外を選択した場合は左上のバックボタンをタップすると、1つ前の作業に戻れるので、そちらを押しながら選択範囲を調整しましょう。
次に好きなパターン柄の選択が終わったらタップします。ロックが掛かっている物は有料プランなので、今回は無料で提供されている素材を使います。しかし、無料で提供されている物ですが、使用規約があります。詳しい情報は公式サイトをご覧下さい

次に柄の表示範囲を決めます。ズームアップすると柄部分が大き見えます。逆にズームアウトすると柄部分が細かく表示されます。今回は一番簡単な方法を紹介するので、表示範囲は触らず緑のチェックマークを押します。
すると範囲選択した場所のみパターン柄が反映されます。次にリボンの明るい部分を作ります。先ほどと同様に自動選択をして下さい。
※新しいパーツを作る前に”選択範囲解除”を忘れずにしましょう

自動選択が終わったらレイヤーパネルへ移動します。右下にある普通と表示されているタブをタップすると、レイヤーの描画が変更できます。この変化を利用し影や明るさのパーツを作ります。
最初の工程以外は自動選択→柄を貼り付ける→描画モードで明るさ、影を作る工程の繰り返しです。このやり方を学べば自分の衣装や季節に合わせた小物も簡単に作れますので、是非作ってみてはいかがでしょうか？

ということで、今回はスマホで出来る。簡単編集を紹介しました。
バーチャルタレントプロダクション“ケモノミー”所属の七不思とわさんの協力でお届けしました。

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