こんにちは!トキ・テックのサポート・スタッフチーム の伊藤です。
普段はテレビ局でテレビ番組のADの仕事をしています。
スタジオ・トキのブログで湯気の出し方の記事などがありましたが、今回はインサート撮影でよくある、麺料理の“箸上げ”について知っておきたいテクニックをお伝えします。
インサートとは、一連の映像の合間に別の映像を挿入する手法とのことで、情報番組のインタビューや、プロモーション動画でよく使われる方法です。食レポなどでは、料理だけに焦点をあてて、おいしさを表現するのに使われています。
普段は、何気なく食べ物を箸で持ち上げ、そのまま口に運んでいると思いますが、口に運ぶ前に撮影した事はあるでしょうか?
簡単そうに見えるけど意外と難しいのです。
“箸上げ”の際は「箸・食べ物・箸」にならないように持つべし!
「いやいや、箸で食べ物をつかむときの構図は『箸・食べ物・箸』が普通でしょ!」
と思ったそこのあなた!
間違いではないのですがひと工夫加えるだけで、よりおいしそうに食べ物を見せることができるのです。


左の写真のように「箸・食べ物・箸」で箸上げをするのもおいしそうに見えると思いますが、カメラ側の箸に麺を引っかけてもう1本の箸で固定するように持つと、右の写真のように箸が映らないぶん麺をより多く見せられ、おいしさを伝えやすいのです。 最後まで読んでくれてありがとう!まだまだ伝えたいことがあるけど、今回はここまで!ばいば~い!